広げよう!子どもの権利条約キャンペーン(以下、CRCキャンペーン)実行委員会は、2020年からは子どもの権利に関する総合的で包括的な政策や法律ができることをめざして、子どもの権利の実現を目指す市民団体・個人と協働しながら、活動を続けてきました。
現在、自民党の「こども庁」創設に向けた動きをはじめ、各党において子どもに関する総合的な政策議論が活発化しています。そのため私たちは、この機会に、国連子どもの権利条約を基盤とした子どもに関する基本法が制定されることを求める提言書の最終案をまとめました。私たちは、この提言を広く社会に発信するとともに、国・都道府県・市区町村にこの提言をもとにした取り組みをすすめるよう働きかけていきます。
提言書の主な柱は、以下の3つの「新しい仕組みづくり」と4つの「大切だと思うこと」です。
新しい仕組みづくり
1.子どもの権利をどんな場面でも大切にすることを約束する「子ども基本法」をつくる
2.子どもの権利を実現するために、国が行うことを全体的に 見て進める役割ができる国の機関をつくる
3.子どもの権利が守られているかを確認する仕組みをつくる
大切だと思うこと
A .「子どもの権利条約」を日本中にひろめる
B .子どもの声をきき、子どもと共に行動する
C .だれひとり、子どもを取り残さない
D .子どもに対する暴力を、ぜったいにゆるさない
詳しくは、以下より提言書(最終案)をご覧ください。
アンケートへのご協力のお願い
この提言書の意見が、市民社会の声として、今後の国政において十分議論され、実現されることをめざしたいと考えております。
そのため、ぜひCRCキャンペーン賛同団体のみなさんをはじめ、日本における子どもの権利の実現に関心のある方々にこちらをご一読いただき、提言書についてご意見を頂けますと幸いです。
いただいたご意見を参考に、提言書を改訂し、最終版を公開して、国会議員・行政関係者等へ提出する予定です。
下記のアンケートフォームに記入・送信のご協力をお願い致します。
アンケート募集期間:2021年9月21日(火)~10月18日(月)
提言書完成版の公開:2021年11月20日(土、世界こどもの日)、本ウェブサイト(予定)
※いただいた個人情報は、適切に管理し、本アンケートの目的以外に使用しません。