2025年3月22日(土)、都内にて、本キャンペーンの「子どもメガホンプロジェクト」に2023年から活動してきた既存メンバーと2025年2月から参加した新規メンバーが集まり、関係性を築きながら、今後の活動について共通認識を持つことを目的としたキックオフイベント、「活動スタート交流会」をハイブリッド形式で開催しました。当日は、子どもメンバー18名(会場15名、オンライン3名)とおとなメンバー8名が参加しました。
午前の部では、一人ひとりがプロジェクトに参加した理由や交流会での期待など、自己紹介をした後、 「ワタシ・ボクってこんな人だよ」をテーマに、コミュニケーションを図りながらお互いの知らない一面を知り、絆を深めることができる共通点探しゲームを行いました。

午後の部では、おとなメンバーより、キャンペーンの概要や目的、また子どもメガホンプロジェクトのこれまでの活動について話しました。その後、同プロジェクトのこれからの目標である国連・子どもの権利委員会への「子どもレポート」の作成・提出方法や、活動の進め方などについて説明しました。
最後に、子どもメンバーはグループに分かれて、「どんな子どもレポートにして、それを作るためにはどのようなことをしたらいいのか」、という議題について活発に議論を交わしました。自由に意見やアイデアを出し合い、議論を終えた後、各グループはそれぞれのアイデアを全体に共有しました。

参加した子どもメンバーの感想
「昨日は最初不安で、みんなと仲良くなれる分からなくて、何をすべきかパニックになっていましたが、実際にグループ作業をしたときには、みんなと仲良くすることができたので、緊張が和らぎ、とても楽しかったです。また、来年の子どもたちの報告のために多くのことを共有できたのも良かったです。」
「国連へのレポート提出という具体的な目標があると聞いて、自分たちの声が社会に届き、実際に変化を生み出す可能性にわくわくしました。」
「これまで自分が暮らす自治体の条例をメインに変えてほしい点や追加して欲しい項目を市長、村長、町長、相手に話してきましたが、統括所見のレポート提出に関わることで国を変えることができるかもしれないという機会に関わらせて頂いて嬉しい気持ちと、何としてでも日本の子ども達にとっていい未来が来るようにしたいという気持ちでいっぱいです。」
「学校以外で同世代で交流する機会があまりないので緊張していたのですが、和気あいあいとしたアットホームな感じで安心しましたし、大人の方を含めて、みんなで力を合わせているっていう感じが凄く素敵だなと思いました。」

今回の交流会では、子どもメガホンプロジェクトの既存メンバーと新規メンバーが直接会って話し合うことで、新しい仲間ともつながり、これからの活動への想いを共有する貴重な機会となりました。子どもたちの声をしっかりと届けるために、これからも力を合わせて活動を進めていきます。